ある日突然首から動かなくなってしまった一匹の犬がいました。名前はロム。

半年以上寝たきりの状態が続いています。

ロム①

 

そこへ動物と話せる女性、ハイジがやってきました。

ロムとの会話を重ねるうちにその原因が農薬等の錠剤を飲み込んだためではないか、と予測します。

ロム②

 

 

また、原因不明の寝たきり状態のロムが時々何かを伝えたそうな顔で鳴く、といいます。

その理由を知りたがる家族に対し、ハイジはこういいます。

 

ロム③

 

もちろん体が動かないことへの悲しみはありましたが、ロムが一番強く想っていたことは家族の不仲でした。

ロムの体が動かなくなってから、家族はケンカをすることが増えました。そのことをロムは伝えたかったのです。ロムが伝えたかった想いを初めて聞いた家族は涙をこらえきれません。

 

この症状に対し治療法はなく、また歩けるようになるには奇跡的な回復を待つしかないそうです。

 

 

ロム④

 

ロムがまた歩けるようになることを祈ります。