ゴールキーパーの靴紐を結ぶ選手。実はこれ、相手選手なんです!
ゴールキーパーの靴紐がほどけていることに気が付いたこの選手は自ら靴紐を結びに来たのでした。
観客席からは拍手と歓声が沸き起こります。
しかし、審判はここでゴールキーパーに対して「遅延」という反則の判定をしました。意図的にゲームの進行を遅らせている、と判断される場合や、ゴールキーパーがボールをもてる規定の時間を超えた場合にこの反則をとられることがあります。
ゴールの目の前でフリーキック。選手はみな茫然とします。
しかし、この選手のフェアプレーは靴紐を結ぶことだけでは終わりませんでした。
なんと、与えられたフリーキックを意図的にコートの外に蹴り出し、得点チャンスを放棄したのです!
会場は大きな声援と拍手で包まれました。
紳士すぎるスポーツマンシップに感動です。