お弁当を通した母と息子の物語を描いた東京ガスのCMが感動的過ぎると話題を呼んでいます。
「息子との会話が少なくなる中、お弁当だけはちゃんと作ろうとした」
そう言って毎日息子のお弁当の為に日が昇り切る前から準備を始めるお母さん。
それは会話の代わりに送る一方的なメールのようなものでした。
初日は「これが毎日続くと思うなよー」と言って作られたお弁当は好物ベスト3弁当。
しかし、反抗期真っ盛りの息子。受け取り方もなんとなく素っ気ない。
それから毎日続くお弁当生活。
息子からの返信はなくても毎日送り続ける母のメール代わりのお弁当。
お弁当はいつも空になって帰ってきたから。
雨の日には晴れる願いを込めててるてる坊主の海苔弁当。
8点のテストを見つけたときは喝の意味を込めてのカツ
彼女と二人で歩いている姿を目撃した次の日には祝福のハートのお弁当。
毎日毎日作る弁当も、過ぎてしまえば3年なんかあっという間で、
ひとつひとつのお弁当にささやかな思い出。
そして最後のお弁当の日。
それは最初に作ったお弁当と同じ、好物ベスト3弁当。
3年間おつかれ。自分で自分をねぎらう母。
帰ってお弁当を洗おうとすると…。
息子からの返信が帰ってきていました。
これには思わず涙がこらえきれない母親。
その返信の内容は動画でご覧ください。
家族をつなぐ料理のそばに、がコンセプトで作られた東京ガスのCMですが、各地でクオリティが高すぎると話題になっています。暖かい家庭は、暖かい環境から、ということですね。