野球は9人でやるもの。
毎回スタメンとして試合に出れる人もいれば、
毎回ベンチで試合に出れない人もいます。
この話はその後者の方の野球少年、翔太の話です。
「今日のスタメンは以上だ。」
今日も翔太はベンチからスタメンを応援します。
そんな翔太の姿を応援していた両親でしたが、
本人の努力をしても報われない姿を見て思わず
「辞めさせた方がいいのかなあ」と思ってしまいます。
でも、
もともと夢の大切さを教えたのは私達親だった。
そのことを思い出し、
一生懸命頑張る翔太を応援します。
バッティングの特集を録画して行き帰りの途中で見せたり、
仕事帰りに急いで応援しに行ったり。
そんな甲斐もあって練習で翔太は打てるようになります。
そして迎えた最後の試合。
整列の挨拶の後に散らばる仲間を横目にベンチに戻る翔太。
そう、翔太はスタメンではありませんでした。
最後の試合も終わり、気まずい雰囲気の中、
翔太がまさかの感動の一言。
この一言の内容はこちらの動画からどうぞ。
これには思わず涙がこらえきれません。