皆さんご存知だと思います。あの有名なアニメ、「ドラえもん」に登場するジャイアンがよく口にする言葉、「お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」。

実はこの言葉にはのび太とジャイアンしか知らない、ある理由があったんです。

 

 

週刊漫画雑誌の最新号を取り上げるジャイアン。

ジャイアン②

のび太の不服そうな顔をみてジャイアンはこういいます。

「お前、覚えてないのか?」

 

 

——–

話は小学校の入学式まで遡ります。

入学式のハプニングにより、突如消えてしまったのび太。いなくなってしまったのび太をみんなで探すところから始まります。

スクリーンショット_102815_105643_AM

 

無事発見されたのび太ですが、なぜかそのランドセルが軽トラックの荷台に。

 

スクリーンショット_102815_105751_AM

 

軽トラックが走り出します。追いかけるジャイアン。

のび太のランドセルのため、長い距離を走ります。そして荷台から飛び出したのび太のランドセルをジャイアンは体を張ってキャッチします。

 

スクリーンショット_102815_110441_AM

 

見事ランドセルを取り返したジャイアンはこう言います。

「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のものだ。この桜に誓って約束しろ。」

そして、のび太は笑顔で「うん!約束するよ!」と答えます。

 

スクリーンショット_102815_110941_AM

 

これが「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」の起源だったんです。小学校1年生ののび太の目にはランドセルを取り返してくれたジャイアンはヒーローのようにかっこよく映ったのでしょう。幼い頃に交わした約束が今も生き続けている感動の友情(?)秘話でした。